ラスアス1感想その2
『The Last of Us Remastered』PS4
総プレイ時間はわからない
本編エンディングまで
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・最初から最後まで中級でプレイした。最初はやられまくったけど、後半は多くて3回くらいでエリアを抜けられるようになったから、上級もいけるかもしれない。ただこういう緊張感のあるゲームはやっててめちゃくちゃMPを消費するので、すぐに2週目はしんどいかな…。
・と言いつつDLCと2はすぐにやれる準備がある。ストーリーが気になるとしんどくてもわりとやれる。
・戦闘そのものが楽しいゲームもあるけど、ラスアスに関してはしんどさを体験しにいってるところがあるので、敵がいるエリアはしんどいしもういやだここ早く抜けたいって毎秒思うし敵を殺してもスカッとするわけないくらいが順当な体験って感じ。
--------------------(ここからネタバレ)
《秋〜冬》
うさぎ「解せぬ」
・ジョエルまじで死んだかと思った…。
・エリーを捕まえて仲間にしようとしたおじさん(名前忘れた)、出会った時点からしばらくははっきりしたキモ言動は(たぶん)ないのになんか明らかにキモくて、生々しいキモさですごいなと思った。滲み出るあのキモさ…。手を触ろうとするな。
・その後のキモやばおじさんの仲間の「ペットにされてる」発言でキモやばおじさんのキモやばさがはっきりしたな。キモ…。
・エリーが捕らえられっぱなしじゃなくて自力で脱出したのサイコ〜だしトドメを刺すところまで自力でやってでもその後のケアはジョエルがするっていう…バランスが素晴らしい。(無力なことや助けられることがダメだと言いたいのではなく、昔の物語が強化してきた偏りに乗っていないこういう女の子のストーリーがもっとあってくれよと思う)
・キモやばおじさんの第三形態にだいぶやられてしんどくて、エリーよりわたしがジョエル助けてって思ってしまったけど、なんとかなったときにはエリーと一緒にやれたよ…!つらかった…!って気持ちになれたしジョエルに会えてやっと安心できた。
・滅多刺しにするエリーの気持ちがいくらかはわかるような気がしつつ、もうやめてほしいとも感じたのでジョエルが止めてくれてホッとした。あいつをやってもスカッとするような感覚はなく、やっと抜け出したという安心感と疲れだけ。それってこのゲームがすごくよくできてるってことだと思う。
《春〜エンディング》
・キリンサン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・こんなんフラグじゃん…
・やめたかったのはむしろジョエルの方だったように感じた。わたしもずっとあそこにいたかった。
・マーリーンの行動はジョエルにとどめを刺してもらっただけの自殺のように見えた。「すべて終わらせたい」と日記に書いていたけど、たとえエリーを犠牲にしてもそれですぐに万事解決ってことにはならないと思うし、ワクチンがうまく作れたとしてもそっからまた復興に向けてめちゃくちゃ頑張らないといけないと思う。すでにかなり疲弊した状態から、大切な人を自分の指示で犠牲にしたうえで。それをどこかではわかっていて、だから自分を「すべて終わらせる」方に無意識に動いたのではないか。それが救済かというとそれは人の現世に対する捉え方によると思う。
・エンディング中、帰り道に操作できるのがジョエルじゃなくてエリーなのはなんでだろうって考えてた。エリーを通して、プレイヤーが能動的に「ジョエルの選択についていく」という選択をするためかなと思った。ゲームとしては他の道があるわけでもないんだけど、プレイヤーが途中でゲームをやめたりせずに自分の手で操作しないと物語が進まない以上、そこには多少なりとも能動的な選択が生まれる。あの帰り道は、プレイヤーがジョエルの誓いを信じるためのものだったように感じた。